第二新卒で大手Web系企業へ。年収とともに将来性も向上

企業の将来性に不安を感じて転職活動を開始

A様は、20代の女性で、新卒入社したITベンチャー企業で営業職として従事。年収は約290万円でした。企業の業績が悪化し、今後のキャリアが明確でないことと、収入面に不安を感じていました。社歴がまだ浅かったため、第二新卒として転職活動を開始されました。その結果、A様が転職先として選んだのは、大手Web系企業です。職種は前職と同じ営業職ですが、年収は500万円に大幅アップ。大手という安心感に加え、今後も成長が見込まれるWeb系企業ということで、A様は満足のいく転職を成功させることができました。

キャリアパスや企業の将来性に不安を感じて転職を決意

もともとA様は新卒でITベンチャーへ入社し、1年半ほど勤務。主にECビジネスを行う企業向けにITパッケージ製品の営業を担当していました。最初のうちはやりがいを強く感じて楽しく仕事をされていましたが、次第に将来について不安を感じることが増えていきました。
転職を決意された最大の理由は、社内でのキャリアパスが不透明だったことです。企業の業績も悪くなり、賞与がなくなってしまったことをきっかけとして、LHH転職エージェントにご相談がありました。不安に思っている点を詳しくお聞きし、それを解消するための転職についてご提案しました。転職先として決め手となったのは、大手企業という安心感に加え、キャリアパスもしっかりしているという点。内定を獲得した大手Web系企業は、今後の成長も見込まれるため、とても魅力的だったとのことです。

大手企業に的を絞った対策が転職成功のカギに

A様は初めての転職に際して、ご自分で収集できる情報量に限界を感じていらっしゃったので、それを解消すべく当社が取ったのは複数のWeb系大手企業の人事担当者との多数の接点。それにより面接の情報を細かく集めました。
その上で大手企業向けの対策マニュアルを作成し、A様にご案内を致しました。A様も忠実に徹底的に準備して面接に挑んだことが今回の転職成功の理由だと思っています。
大手企業は事業内容が多岐にわたるため、企業研究を行うだけでも一苦労。選考では、なぜその企業を選んだのか、どんなサービスに興味をもったのかなどについて深堀りされます。そのため、転職についてしっかりとした軸がある人ほど評価されやすいので、できるだけそういった内容を志望動機に盛り込むことが重要だといえます。一方で安定や条件などを求め過ぎると採用に至らない傾向があるため、そういった希望はメインの志望動機としては伝えないようにすることもポイントの一つとしてお伝えしました。

大手を中心としたWeb系企業はいまが狙い目

大手を中心としたWeb系企業の求人数は、全産業の中でも上位をキープしています。業界の伸び率+18.5%と圧倒的な成長産業で今後ますます成長が見込まれる業界であるため、かなり狙い目といえます。毎日スマホなどで見ているWebコンテンツに携わることができるというのは、とても大きなやりがいを感じられるはずです。業務内容としてはBtoBの取引がメインの場合でも、内容としては最終的に個人につながるものであることが大半です。そのため、日常生活の中で仕事の成果を目にすることができるという面白さもあります。
メーカーでもありメディアでもあり、アイディア次第でものづくりが楽しめるWeb業界。転職をお考えの際は、一度選択肢に入れていただくのもよいのではないでしょうか。

コンサルタント

横山　亮輔

専門・担当領域：営業、マーケティング（4マス、インターネット広告業界）

LHH転職エージェント (アデコ株式会社) に入社後、4マスとインターネット広告業界をメインに担当。営業職、マーケティング職の紹介実績を多数持つ。豊富な業界知識を持ち、複雑化する広告サービスについて求職者に分かりやすく説明することを心がけている。特に、企業人事から集めた選考のポイントを元に独自の面接対策シートを作成し面接の対策を行う。