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転職コラム:転職にまつわる様々なウワサや疑問に、現役コンサルタントがずばり解答!
IT業界の転職、ウソ・ホント

疑問その1
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目標のない転職の繰り返しはマイナスに

では逆に、採用担当者が敬遠するのはどのようなケースなのでしょうか?
同じように中堅SIerでSEとして勤務する、加藤健一郎さん(33歳 仮名)の例を見てみましょう。

仕事の内容に不満を感じて3回の転職

加藤健一郎さん 33歳 システムエンジニア

加藤健一郎さんの務める会社は主に二次受けとしてプロジェクトに参加することが多く、客先に常駐しての作業がほとんどです。プロジェクト単位で仕事の内容が大きく変わることも多く、不満を感じているといいます。

現在までに3回の転職を繰り返していますが、いずれもキャリアアップの目的を実現することができず、結果として今に至るまで同じような仕事を続けています。

それでも諦めきれない加藤さん。さまざまな会社に応募しますが、そのほとんどで面接に進めないまま落とされてしまいます。

転職前の職種や年齢、転職の動機などは先にご紹介した寺島さんと大きな違いがないように思えるかもしれません。ただし加藤さんの場合、3回の転職で、すべて同じような会社に就職してしまっているということに最大の問題があります。

つまり過去の転職において、キャリアアップを果たせていないわけです。これでは何を目的として転職し、結果としてその目的を達成できたのかどうか、採用担当者にきちんと説明することができません。

もちろん、すべての転職が必ず上手くいくという保証はありません。実際に入社してみたら、事前の約束とは違う職種にアサインされたり、思ったようなキャリアアップの道が開けていなかった、などのトラブルも十分に考えられるでしょう。

とはいえ、同じような会社に3回も就職するようでは、過去の失敗から学んでいないと見なされる可能性があります。このような場合は、転職回数の多さが明らかなマイナスとなってしまいます。

やむを得ない理由での転職なら本人のがんばり次第

では会社の倒産など、やむを得ない理由で転職を行った場合はどうなのでしょうか?
最後に、ベンチャー系ソフトハウスにソフトウェアエンジニアとしてお勤めの、西本達徳さん(仮名 38歳)の例を見てみることにしましょう。

不況から会社を早期退職して3回目の転職

西本達徳さん 38歳 ソフトウェアエンジニア

元は中堅SIerに勤務しており、プロジェクトマネージャとしての経験もある西本達徳さん。転職の予定はありませんでしたが、リーマンショックの影響で給料の遅配などがあり、早期退職制度を利用することに。

エンジニアとして十分な実務経験やスキルは備えていた西本さんですが、半年の就職活動にも関わらず仕事がまったく見つからなかったため、やむなく派遣社員として働くことを決意します。

1年後には、なんとか現在のソフトハウスに就職することができましたが、改めて元の仕事にチャレンジしたいという強い意志から、再度の転職活動を行うことになりました。

西本さんの場合、派遣社員として働いていた期間を含めて3社に勤務していますし、働いていない期間が長期にわたってあるなど、経歴だけを見れば門前払いされても不思議ではありません。

ところが実際には、約2カ月の転職期間で元の中堅SIerと同規模の会社にプロジェクトマネージャとして復帰することができ、給与も元のレベルまで戻すことができました。

西本さんのケースは、決して前向きな理由による転職とはいえません。ただし、転職に至る状況やその間の努力をキチンとアピールできるならば、採用担当者も必ず理解してくれます。大事なのは、納得のいくストーリー作りなのです。

もちろん同じ転職理由であっても、伝え方一つで採用担当者の印象は全然違ってきます。そこをどうアピールするかが、転職を成功させるためのコツではないでしょうか。

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