アデコグループのスプリング転職エージェント

転職コラム:転職に成功するITエンジニアはココが違う
IT業界 転職で成功する人、失敗する人

第3回

ちょっと待った! その転職、客観的に判断していますか?

文・大田耕平(Spring転職エージェント コンサルタント)

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社内SEからのキャリアチェンジに挑戦!

では次に、大手のOA機器販売会社の情報システム部門で、社内SEとしてお勤めの野口由香さん(仮名)の例を見てみましょう。

野口由香さん 25歳 社内SE

新卒で入社し2年目となる野口さんは、現在の会社で営業支援ツールの運用やカスタマイズを担当してきました。ご自身が携わったシステムがどれぐらい会社の売り上げに貢献しているのかわからない。また学生時代からインターネット企業に興味を持っていたことが転職によるキャリアチェンジを決意したきっかけです。

ところが、インターネット企業に転職したいという漠然とした理想はあっても、具体的にどう実現すれば良いか分からない野口さん。自分のスキルや経験に自信がないこともあり、半年が経過しても転職活動に踏み切ることができません。

キャリアプランを明確にしたうえで動き出そう

転職にあたっては、自分の能力や価値を冷静に分析して、「目的達成のために狙うべき職種や会社」を客観的に判断するという作業が大切です。

ご相談にいらした野口さんとお話をしてまず気付いたのが、SE職に限らず、幅広い職種に興味をお持ちだということでした。また野口さんの希望を掘り下げてみると、ITに関連したクリエイティブな仕事にも興味があるということが分かりました。

そこで提案させていただいたのが、まだ30名規模と決して大きくはないのですが、ポータルサイト運営会社でのWebディレクター候補という職種です。

SE職とWebディレクターはまったくかけ離れた存在ですが、自ら企画から制作、コーディングまでをこなしながらプロジェクトの進行管理もするという点で「自分の理想に近かった」そうです。

PHPやPerlなどのプログラミング経験があったことから企業側からも高い評価を得て、転職に成功することができました。

客観的視野をもつ方策こそが成功・失敗の分かれ道

野口さんの事例は、客観的に自分を評価し、「本当にやりたい仕事」「今の自分にできる事」を突き詰めることで、本人も気付き得なかった新しい道が開けたケースといえるでしょう。先入観を持たずに、なるべく多くの可能性を検討することが、成功のポイントだったともいえます。

なお、転職にあたって同僚や家族に相談する方も多いと思いますが、その人の強みや適性、ましてやマイナスの部分を正確に評価してアドバイスすることは難しいものです。理想の転職を実現するためにも、ぜひ私どもコンサルタントにお手伝いさせてください。

Check Points 〜転職で成功する人になるための心得!

  • 元上司や元同僚からの誘いでも、転職先はしっかり比較検討しよう
  • 果たして自分のキャリアにとってプラスになる転職なのか、客観的に判断すること
  • 無駄な転職を繰り返すと、キャリアアップの障害に
  • 自分を正しく評価することができれば、転職の幅も広がる
  • 客観的なアドバイスを受けるためにも、人材紹介会社を利用しよう

大田耕平(おおた・こうへい)
Spring転職エージェント コンサルタント

大学卒業後、大手独立系システムインテグレータに入社。システムエンジニアとして金融システムの開発に携わる。アデコ入社後は人財紹介サービス部にて主にエンジニア、Webデザイナーから営業職までの転職支援を行なっている。「@IT自分戦略研究所」においてITエンジニア向け転職コラムを執筆中。

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