強い思いを武器に言語の壁を乗り越え、SIerからWebサービス会社への転職を成功させたエンジニアの話

SIerの業務系エンジニアから自社Webサービス開発エンジニアへの転職事例をご紹介します。希望のWeb業界は開発経験がJavaでの業務システムのみの経験の場合、Web業界への転職に有利とはいえない状況でした。しかし個人でRuby言語を用いてアプリ開発した経験が評価され転職に成功しました。
「希望しているキャリアがあるが、足りない経験がある」。人を採用するということは機械的ではなく、理由やそれに伴う意欲によって企業も道を開いてくれる場合があるのです。

転職活動に苦戦中

Aさま
30歳、女性、Javaエンジニア(業務系)

【Before】
1社目:SES会社(システムエンジニアリングサービス)にてITエンジニア
2社目:中堅SIerで、客先常駐Javaエンジニアとして活躍、年収は450万円

【After】
BtoCのWebサービス会社のサービス開発エンジニア。年収は470万円

「なかなか内定が出なくって。転職活動がうまくいかないのです…」
お会いしたとき、すでに大手企業や有名Webサービス企業に応募されていたAさま。
しかし、それらはすべて書類選考や一次面接までで、それ以降に進むことができない状況でした。

転職活動に苦戦している理由はWeb系ではなく、オープン系・Javaがメインの開発環境だったこと、自社サービス開発経験(プロダクトをグロースする経験)がないこと、少し個性的な性格だったことが大手企業にマッチしない原因だと自己分析されていました。

SIerの業務系エンジニアの場合、Java言語での開発経験者は非常に市場価値が高く、複数社から内定をもらうことも珍しくありません。一方で、Webサービス企業はJavaであってもWeb系システムの開発経験や、RubyやPHPという開発環境のエンジニアを求めているケースが多く、Java言語での業務系システム開発のみの経験者は有利とはいえない状況です。

加えて大手企業はすでに仕事のスキームができており、ある程度システマチックに対応することが必要な部分もあり、個性の強さの度合いが大きいと判断されると、選考は厳しくなりがちです。

自社サービスへの思い

「お客さまから受注した案件ではなく、自社サービスを作りたいと思っています。納品して終わりではなく、その反応を受け止め次に生かしていく。こういうサイクルで作ったものをさらに育てていくということをしたいです」

今回の転職は2回目でした。1回目は、新卒で入社したSES(システムエンジニアリングサービス)会社にエンジニアとして就職しましたが、土日出勤や深夜残業が多く、長時間労働をなんとかこなす日々が続き、1年で転職を決意しました。

2回目である今回は、将来を見据えたときに以前から興味があった「BtoCサービス」の開発経験をしたいという思いが高まったことからでした。
これまでは客先常駐というかたちでクライアント向けの仕事をしてきましたが、「自社サービス」で企画から開発までを経験して業務の幅を広げエンドユーザーの反応を直接受けながらサービスを育てていく環境に身を置きたいと考えた、といいます。

足りない経験を補足するための努力もしていました。
「Rubyの勉強はしています。趣味のレベルですが、実際に友人と一緒に小さなアプリを開発しました」

実際に開発したアプリを見せてもらいました。趣味レベルとはいえアプリを作って行動していること、ユニークな発想を持っており着眼点が新鮮なこと。
…大きな強みを見つけることができました。

Aさまにご紹介する求人は「知名度こそ大手には及ばないが、便利で利用者に人気のあるBtoCサービスを提供している企業」に的を絞りました。

応募時に企業へは、アプリ開発のエピソードなどを電話で補足説明し、書類では伝わりきらないAさまのスキルやお人柄の魅力を直接伝えることで「一度お会いしたい」と言ってもらうことができました。
書類を送って通過しないなら、会ってもらう価値を伝えるのみ。
これが転職希望者への、転職エージェントの利用価値のひとつだと思っています。

念ずれば通じる

「希望しているキャリアがあるが、足りない経験がある」
…この場合、諦めてしまうのは少し早いのではないかと思います。

ITエンジニアの方は日常的に要件に沿って忠実に仕事をしているためか、求人要項をみて要件が満たないと、それをそのまま受け止めてしまうことがあるように感じます。
しかし人を採用するということはそんな機械的ではなく、理由やそれに伴う意欲によって企業も道を開いてくれる場合があるのです。

あなたはどんなITエンジニアになりたいですか?
ぜひ思いを聞かせてください。

Spring転職エージェントの強み

今回ご紹介した事例以外にも、たくさんの職種で実績事例があります。Web系での転職をお考えの方は、ぜひSpring転職エージェントまでお気軽にご相談ください。

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コンサルタント

中村 陽平
専門・担当領域:Web&クリエイティブ (Webエンジニア/ディレクター/クリエイター/マーケティング)、SIer (アプリ/インフラ)

大学卒業後にSpring転職エージェント (アデコ株式会社)へ入社。 現在に至るまで、ITやWeb&クリエイティブ領域を専任で担当。Webサービス系企業及びSIerに精通し、ITからWeb業界への転身を考えるエンジニアの転職支援に強みを持つ。コミュニケーションを密にとりながら、一人一人に寄り添ったコンサルティングを心掛けている。

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