「企業内部で経営に携わりたい」という公認会計士が事業会社に転職したストーリー

20年監査法人に勤務している公認会計士のお客様がご登録されたとき、当初ご紹介できる求人はありませんでした。理由は「給与がマッチしない。」「事業会社の経験がない。」「内部監査以外の新しい業務にチャレンジしたい。」といったものです。
それでも最後、希望とおり関西にあるメーカーの経営企画職へ年収UPで転職が決まりました。その転職ストーリーをご紹介します。

公認会計士として監査法人に20年勤務

ご紹介する事例は、公認会計士として監査法人に勤めていた方のケースです。
年齢は40代の男性で監査業務の経験は20年、年収は1,100万円でした。

公認会計士は、財務諸表の精査や、内部統制の仕組みに問題がないかどうかを確認するスペシャリストです。
その企業が表明した財務諸表といういわば企業の健康診断結果や、内部統制という健康でいるための仕組みが正しく機能しているかを、企業の医者のようにチェックする役割になります。

キャリアのスタートは監査法人に入所するケースが多く、その後の主なキャリアパスは、監査法人、金融・会計系コンサルティング会社、一般事業会社、開業です。
監査業務に限らず、知識を生かし会計のプロとして、企業のコンサルティングを社内と社外の各面から行えるポジションに就くことができます。

「事業会社で働きたい」

転職先は、老舗メーカーの経営企画職、年収は1,300万円で200万円アップしました。
ご本人は事業会社への転職を希望しており、望みがかなったといえるでしょう。

もともと転職理由は、監査法人での監査業務だけではなく企業の中枢に入り込んで経営に参画したい、事業推進を担いたいという強い希望があったことです。
外部から結果を確認するだけでなく、直接経営に携わりたいという思いが強かったのです。

監査法人では多数の企業に対し、会計士ならではの専門性を持ってアドバイスを行える経験が魅力のひとつになります。
一方で、第三者であることへの物足りなさを感じ、より深く事業に関わりたいと感じるときには、事業会社内での能力を発揮できるポジションへ気持ちが向くケースが多々あります。

ただし、条件面などでマッチしないケースもあります。
年収1,100万円以上で勤務地は関西・・・。更に、内部監査ではなく現在より前進した経営に携わるポジション限定・・・。

ご希望されている経営に近しい管理系のポジションは、本社が勤務地になることがほとんどです。
国税庁の調べによると、株式会社の本社の場所は、1位が東京で約25%、2位は大阪で10%。
これが上場企業に限ると、東京が1位で50%、2位は大阪で10%です。

関西の本社で働くということは、この数字だけ見ても東京の状況とは大きく異なります。
大都市圏である関西は給与水準が高めのエリアですが、すでに現職は高年収です。

残念ながらご登録のタイミングでは、100%マッチするOpen求人はありませんでした。

企業はいつでも「いい人がいたら採りたい」

求人がないから終わるのではなく、そこからスタートできることもあります。
転職エージェントから企業へ逆提案するリバースマーケティングです。

転職コンサルタントは、日常的に経営層と話をする機会があります。
求人票は顕在化された求人ニーズですが、潜在的に「いい人がいたら採りたい」と、経営層は常々思っていることがほとんどです。
それは“ヒト”が経営資源として、いかに大切であるかを熟知されているからです。
転職エージェントは、企業との雑談などから企業の志向や課題を見出し、情報の貯金をコツコツ続けます。

今回、顔が思い浮かんだ何人かの企業の方へ早速ご連絡をしました。
強みとなるご経験、ご志向性、何よりその企業にとっての採用メリットをお伝えしました
今後のさらなる成長を見込んでいる転職先企業にとって不足している点を補える人材だということも強くアピールしました。
情報の貯金が生きてくる瞬間です。

そのなかに入社することとなる老舗メーカーがありました。
M&AやIPOに備え、会計に明るく経営の中枢として一緒に働ける人材を「いい人がいたら採りたい」状況だったため、話はスムーズに進みました。
監査法人にはあたりまえに在籍している公認会計士。
しかし事業会社内にこの最高峰の会計資格ホルダーがいることは、とても貴重で心強いことです。

転職エージェントの求人には、公開されている以外に非公開のものがあり、ご登録後にご紹介しています。
それ以上にスペシャリティが高いのが、その求職者のためにポジションを用意すること。
経営に近い立場のポジションという事もあり、ご紹介する企業のオーナーとのタイプマッチも考慮しご紹介をしています。
よほど強い人脈でもない限り、これは転職エージェントだからこそできることではないかと思います。

よく面談のなかで求職者の方からは「いつかは転職をしようと思っている。」そんなお声もよくお聞きします。
一方で、企業の方からは「そのうち良い人材を採用しようと考えている。」といった本音をよく耳にします。

事前の情報交換も含めSpring転職エージェントご活用されてはいかがでしょうか。
ぜひお待ちしております。

Spring転職エージェントの強み

今回ご紹介した事例以外にも、たくさんの職種で実績事例があります。経営層、経理、財務、法務での転職をお考えの方はぜひSpring転職エージェントまでお気軽にご相談ください。

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コンサルタント

坂本 加奈子
専門・担当領域:経営企画(M&A、IPO)、経理財務

前職の都市銀行での経験を活かし、金融系を専門に担当する。得意分野は経営企画(M&A、IPO、PMI)、管理部(経理財務・人事・監査)、ビジネスコンサルタント。金融業界を極めたい方には投資会社(PE・VC)のご紹介もしている。社長を含む経営層と直接コミュニケーションをとっており、求職者の方へ企業の方向性や課題点を100%還元する事をお約束している。

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