障害者採用枠に応募するメリット|面接での障がい内容の伝え方についても解説

メリットがたくさん!障がい者採用求人へ応募するということ

障害者手帳をお持ちの方や取得予定の方と日々ご面談をさせていただく中で、障がい者採用の求人について、多くの不安やご心配を抱えていらっしゃるのをお見受けします。よくご質問いただくことについてお伝えしたいと思います。

障がい者採用で入社すると簡単な仕事しか任せてもらえないのではないか?

ハローワークや求人サイトに出ている求人は、庶務業務や作業系職種の求人も多く、職務内容や給与水準がご希望と合わないと感じされる方も少なくないようです。

障がい者の方の転職エージェントであるSocial Partnersは、LHH転職エージェントの顧客である大手企業様、有名企業様とのお取引が多いのが特長です。また、これまでのご経験や専門性を生かしたポジションでの配属を検討してくださる求人も増えています。具体的な職種の一例は人事、経理などのバックオフィス、英語力を生かせるポジション、SEのようなエンジニアです。
私たちは専門性を維持することで納得できる給与の求人のご提案に努めています。

障害があることを企業に公開して転職活動をすることのメリット

転職活動の大変さは障がいをお持ちの場合、より深く感じる方も多いようです。特に、障がいをお持ちであることを、企業に開示することやそれによる反応など悩みは尽きません。しかし、障がいがあることを事前に伝えることが結果としてよい方向へ進むと私たちは考えています。

障がい者求人以外へ応募された方の声として、「障がいがあることを面接で伝えたら、気まずいと感じるような雰囲気になってしまった。」「書類選考は通過するのに、面接で障がいのことを話したためか、通過しなくなってしまう」「障がいがあることをいつ、どのタイミングで伝えたらいいかわからない。」「本当は医者から今のままの働き方は避けた方がいいと言われているのだけれど、できないと言ったら職場に居づらくなってしまう気がして言い出せず、無理をしてしまった」このようなお話を求職者の皆様とのご面談の中で、本当によくお伺いします。

障がい者採用の求人に応募してくる方は、皆さん何らかの障がいをお持ちため、面接の中で障がい内容の確認が必ず入ります。なんらかの配慮(通院のためのお休み、体力的に残業はできないこと、障がいの特性上できない業務があること等)が必要、という前提の元に選考が行われるため、障がい上できないことはできないと自信を持って伝えることができます。

また、障がいがあることを職場にお伝えできないまま働かれていた、という方をいました。誰かに障がいのことが知られてしまうのではないか、もし障がいがあるとわかったら解雇されてしまうのではないのか、職場の方との関係性が悪くなってしまうのではないか、等、さまざまな不安が浮かぶようです。最初から障がい者採用の求人での応募であれば、このような不安は軽くなります。

面接での障がい内容の伝え方について

障がいがあることにより、できないこと・配慮していただきたいことの伝え方について悩んでいる、というお話もよく伺います。面接で良い評価をされる方のポイントは、次の2つです。

  • 障がい上できないことを伝える際には、できることや得意なことも一緒に伝える。
  • 体調管理をするためにご自身で工夫していること、気を付けている事を一緒に伝える。
    (例)
    • 10キロの段ボールなど重い物を持つことはできませんがデスクワークであれば支障なく対応できます。
    • 電話の対応はできませんが、メールやチャットで今までコミュニケーションをとってきたので、メールでの指示で仕事はできます。
    • 残業はできませんが、その分、業務効率化を意識してこれまで仕事をしてきました。
    • うっかりミスが多いという障がい特性があるので、TODOリストの管理には●●というツールを使っています。
    • 落ち込みやすい障がい特性なので、気分転換のために趣味のジョギングを週2日実施しています。

障がいへ特別な配慮は必要がない、と言えば選考に有利になるのか?

配慮がないと言った方が面接通過しやすいと思っていたというお話も伺います。

しかし配慮はいらないと言って入社しても、結局は仕事を続けることが難しくなり、早期でご退職をしまったという事例もよく耳にします。これは、求職者だけではなく、企業様からもご相談の声が届いています。

面接に通過することではなく、長期で安心して働ける職場に出会えることが転職活動のゴールだと考えています。「配慮が必要ない」と言うのではなく、必要な配慮を面接官にどう伝えるのかがポイントになります。大切なのは、長く働くことができるかということであり、そのためのサポートをSocial Partnersでは支援しております。

Social Partners(ソーシャルパートナーズ)の強み

今回ご紹介した事例以外にも、障がいをお持ちの方の実績事例があります。障がい者採用転職をお考えの方はぜひLHH転職エージェントまでお気軽にご相談ください。

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コンサルタント

コンサルタント 枝 百合
枝 百合
専門・担当領域:障がい者採用・管理系部門

証券会社でリテール営業を経験後、転職エージェントの転職コンサルタントへキャリアチェンジをする。現在は、障がい者採用と管理部門系の転職支援を行う。とくに障がい者採用領域においてのサポート実績は、のべ300名以上ある。求職者の障がい特徴と企業の職場環境に応じた、双方への丁寧なフォローを大切にしている。

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