パナソニック ホールディングス株式会社
●AIソリューション部のミッション
・AIを幅広く事業活用し、お客様に革新的な商品価値を提供していくためには、パナソニックグループ全体で "AIエンジニアリング力" のさらなる強化が必要です。AI開発における様々な課題(データ収集課題、AI開発プロセス効率化、AI倫理、AI人材育成等)を解決するための先行技術開発・エンジニアリングソリューション開発が、私たちAIソリューション部のミッションです。
●2課のミッション
・データ分析におけるAIエンジニアリング力の強化。具体的には、AI開発プロセス効率化、AI倫理、AI人材育成、が2課のミッションです。
●募集背景
AIによる技術革新は、様々な事業において、Cyber領域だけでなくPhysical領域にも及んできています。私たちパナソニックは、多くのハードウェアプロダクトをビジネスとしてもつ強みを有しており、AI導入によるプロダクト価値向上を実現する機会が数多くあります。そのためには、パナソニックグループ全体のAIによる価値具現化力、すなわちAIエンジニアリング力の強化が必要です。一方で生成AIの出現で、AIの事業活用の幅がますます広がるとともに、これまで以上に著作権・プライバシ侵害のリスクや、ハルシネーション(AIによる虚言)による品質保証リスク等が、大きくクローズアップされてきています。
●担当業務と役割
本募集職種は、各国のAI倫理に関する動向調査(特に欧州、米国、日本など)と、その調査結果に基づく全社ガバナンス戦略の構築・推進を担う、大変重要な役割です。対外的には、グローバルな企業間でのコミュニケーションの場であるAI Allianceにおいて、AI倫理や基盤モデル開発に関する情報収集・ディスカッションおよび交渉により、責任あるAIが正しく社会に実装されることに貢献するとともに、そこで得た知見を自社戦略にも反映します。また対内的には、年に数回開催されるAI倫理委員会を主催し、必要な議題が議論されるよう運営するとともに、日頃から必要に応じて、各事業会社代表メンバや、法務・知財・政策企画・情報システム・品質環境・ERM・CSR・製品セキュリティ・製品解析等の専門メンバとのコミュニケーションも担います。
●具体的な仕事内容
・各国のAI倫理に関する動向調査(特に欧州、米国、日本など)と、その調査結果に基づく全社ガバナンス戦略の構築・推進
・グローバルな企業間でのコミュニケーションの場であるAI Allianceにおいて、AI倫理や基盤モデル開発に関する情報収集・ディスカッションおよび交渉の実施
・AIの技術トレンドをキャッチしAI倫理の動向に与える影響を分析
・年に数回開催されるAI倫理委員会を主催し、必要な議題が議論されるよう運営
・AI倫理委員会の各事業会社代表メンバや職能からの現場の声の聞き取りや対応などの日常的なコミュニケーションの実践
●この仕事を通じて得られること
・多種多様な事業領域において、お客様に安心してお使いいただけるAIプロダクト開発を加速するための全社推進経験が得られます。
・また様々なグローバル企業との交渉を通じて、社会にとってよりよいAI活用の在り方を議論し主導する機会が持てるとともに、パナソニックグループのプロダクト開発へ橋渡しすることで、全社ガバナンス戦略の構築経験が得られます。
●職場の雰囲気
・全体的に若い世代が多く、年齢や役職に関係なくフラットに議論・相談が行える活発な組織です。
・個人単位のテーマからグループ単位のテーマまで、開発フェーズ・テーマの事業貢献度に応じた、様々な活動単位があります。
・テレワークを中心に業務を進め、必要に応じて出社するという業務スタイルです。
職種の変更の範囲:当社業務全般