栗田工業株式会社
■業務内容
1.財務報告に係る内部統制
金融商品取引法が求める財務報告に係る内部統制の評価を行います。
(1)内部統制評価
以下の項目について当社およびグループ会社に対して整備・運用状況のモニタ
リング評価の実施。
- 取締役会、経営計画、各種規程
- 受注・売上・棚卸資産
- 決算・財務報告作成
- 財務報告への影響が大きい仕訳勘定作成
- ITインフラ、アクセス制御、開発
(2)内部統制整備支援
グループ会社とコミュニケーションを取りながら、内部統制の整備の支援。
- 受注・売上・棚卸資産に係る業務のプロセス整理の支援
- 同上の業務のRisk Control Matrix(リスクの特定、リスク低減に向けた統制
内容)作成の支援
2.グループ会社の経営管理・統制状況のモニタリング(経営管理モニタリング)
GRIスタンダードに基づき設定した当グループの重要項目について、 国内外の
グループ会社に対してモニタリングの実施。
(1)各グループ会社による自己評価
①管理・統制の重要項目についての質問表(自己評価票)の依頼・回収・確認(メール)
②自己評価結果の解析・評価報告の策定(取締役会議案作成)
(2)各グループ会社に対する現地監査(またはリモート監査)
①現地監査の実施案内(メール)
②現地監査の実施(対面もしくはTV会議)
③現地監査結果の解析・評価報告の策定(取締役会議案作成)
■やりがい
「当社の経営層や担当者」、「国内外グループ会社の経営層や担当者」ならびに「監査法人(公認会計士)」など、多くの関係者とコミュニケーションを図り、グループ全体のガバナンス・リスクマネジメント・コントロール(内部統制)を支援することを通じて、経営層の判断や監査対象部門の目標達成に向けた業務改善に貢献できます。
・経営全般にわたる知識、特に財務・会計、IT、内部統制(ガバナンス)、リスクマネジ
メント等の知識を得ることができます。
・実際の現地監査やグループ会社経営者とのやり取りを通じて、問題点・課題の発掘能力を磨くことができます。
・組織を俯瞰し、改善をリードする役割を担うことにより、経営者の視座を体感できます。
・経営者に対する報告や諸調整を通じて、コミュニケーションスキル、コンサルティング
スキルを得ることができます。
■採用背景
コーポレートガバナンスに対する外部要請の強度が高まる中、「M&Aによる海外グループ会社の拡大」、「指名委員会等設置会社への移行」が行われ、当グループにおいても内部統制の仕組み・体制の強化が求められております。他社での内部統制業務にかかわった知見を取り入れたい、グローバルな視点から内部統制業務に携わっていただきたいという思いから募集に至りました。
●〇●‐‐‐‐≪栗田工業の魅力≫‐‐‐‐●〇●
①水処理業界No.1の技術力
水処理薬品、水処理装置、メンテナンスの3つの事業領域の多様な技術、商品、サービスを駆使して、総合ソリューションを提供。
結果、業界唯一のビジネスモデルを構築し高い収益性を実現。
‐2023年は売上高3,446億円、他同業他社比較でも大変秀でた売上高事業利益率(11.2%(2023年))
‐国内だけでもクライアント企業数は20,000件あり、内83.6%が超純水装置等のメンテナンスサービス事業であり、安定した収益基盤を実現。
‐安定の増益は株主還元(19期連続増配)そして、従業員の給与へ還元
★栗田工業の平均年収909万円(国内上場企業の平均年収は614万円)
②業界トップの研究開発への投資
栗田工業は以下9つの知的財産権を有しており、それら含め常に革新的な商品開発に向けた技術シーズの創出を強化。
‐9つの知的財産権:分析、防食、凝集凝結、殺菌制菌、膜分離(MBR)、脱イオン、生物利用、洗浄改質、流体・プロセス解析
特に研究開発への積極的な投資によって常にクリタは水処理業界No.1のリーディングカンパニーとして業界を牽引。
★2022年:イノベーションを創出する新たな研究開発拠点「Kurita Innovation Hub」を開設
〈参考URL〉https://www.kurita.co.jp/aboutus/press220401.html
③徹底した人材投資
東洋経済社の「新卒3年後定着率」ランキングで1位を獲得。その背景には、人材を持続的な成長を支える強固な基盤があり、課題解決に貢献する多様なソリューションを創出する専門技術者育成への積極的な取り組みを示す企業文化があるといえます。
‐ 「人づくり委員会」を2020年4月に設置し、技術者育成方針の策定と教育体系など仕組みの構築
‐ グループ内の技術者が保有する能力・知識・経験を「視える化」し、中長期的な人材の増強と後継者育成に活用するため、「専門技術者マップ」の作成
‐ 世界で活躍できる人材の育成を目的とした「グローバル化対応力向上講座」など人材教育の実施
〈参考URL〉https://www.kurita.co.jp/csr/csr_activity_human/index.html
④グローバル市場での躍進
グローバルに総合ソリューションを提供していくため、日本、アジア、EMEA、北南米の世界4極体制を強化しており、各地域で事業展開を加速させる中で、活躍できるビジネスフィールドは世界に広がっています。
‐欧州ではドイツ国にクリタ・ヨーロッパGmbHを設立。石油コンビナートや精製プラントを中心にビジネスを展開
‐中国では大型拠点を築き、アジア圏の水処理プラント及び水処理薬品需要に大きく貢献。海外売上のコアエリアとなっております。
≪栗田工業の注目ニューストピックス≫
・「AI最適運転」によるCO2排出量削減に関する環境省実証事業の完了
〈URL〉https://www.kurita.co.jp/aboutus/press230627.html
・水処理プラントの「設計自動化ソリューション」のβ版ラインナップを拡充
〈URL〉https://www.kurita.co.jp/aboutus/press230315.html
➡DX推進にも会社全体に注力されています
・栗田工業と日立が、「環境負荷ゼロ」の循環型社会を見据えた
ソリューションの社会実装とエコシステムの構築に向けて本格的な協創を開始
〈URL〉kurita.co.jp/aboutus/press230126.html
水処理No.1のリーディングカンパニー