非公開
【入社後に任せる業務】
開発プロジェクトのメンバーとして、関連事業部と協業しながら製品搭載を目的とした油圧ショベルの計測・制御システムの技術開発を行っていただきます。開発プロジェクト毎に目標を設定し、1~3名程度の担当者で開発を進め、定期的に達成度を評価します。研究開発として最先端の技術開発に先行着手し、その後は、各事業部をリードしながら協力して実用化開発まで携わっていただきます。具体的には以下の業務を想定しています。
●モデルベースによる遠隔・自動運転システムの制御設計、シミュレーションの開発
●機械やプロセスの動特性を考慮したモデルの構築、フィードバック制御系の設計、解析、ソフト開発
●実機試験によるシステム評価を通じた機能開発
●先行的な技術の導入に関して、調査・協業・導入検証
●知財アイデアの提案と公報の確認
●開発プロジェクトの進捗管理と予算管理、プロジェクトメンバーの指導
【キャリアステップイメージ】
<入社直後>
入社直後は、油圧ショベルの基本的な仕組みや制御の知識について、OJTを通じて習得していただきます。また、開発した機能、システムの評価を行うために、ショベルの運転免許を習得していただきます(1週間程度の講習)。学会や各種セミナーに参加することで、知識を深めることも可能です。基礎知識の習得後は、油圧ショベルの遠隔・自律制御に関する要素技術の開発に取り組んでいただきます。
<5年後以降>
将来的には、油圧ショベルの制御システム開発のリーダを担っていただくことを期待します。建設業界、競合動向を調査し、市場に求められる新機能開発の企画立案、マネージメントをしていただき、住友重機械として技術開発していくべき課題を遂行していただきます。開発した機能を市場導入するために展開に応じて、プロジェクトリーダーや主担当として、関連する部署へ異動することもあります。
【活躍されている方の事例や評価ポイント】
●自ら考え行動できる姿勢のある方
●新しい技術の導入、獲得に進んで取り組める方
●関連事業部や社外の関係者に積極的にアプローチができ、コミュニケーションをとれる方
【出張頻度・出張先】
千葉製造所(千葉市稲毛区)での打ち合わせが1~2回/月、住友建機(株)香取工場での試験が2~3回/月
【テレワーク頻度】
リモート可:リモートワークでの勤務が週2日以下
【フレックス】
あり
【募集の背景】
社会的なデジタル化(DX)が進展し、当Gが研究開発の対象としている建設機械や建設現場においても働き方改革が求められています。建設現場での働き方改革として、建設機械のICT化による生産性向上が進められていおり、ICT建機、遠隔・自動運転、データ活用などのソリューションが求められています。それらのシステム開発のために、建設機械の枠にとらわれず幅広い技術に興味があり、新しい技術や発想を持った人財を募集します。
【配属部門のミッション】
技術研究所では、中長期商品開発のために住友重機械グループにおける高度な「基盤・要素技術開発」に先行して取り組んでいます。機械システムグループでは、建設機械、射出成形機などの機械システムの研究開発を行い、高付加価値の機能・技術の獲得に取り組んでいます。新たな価値創造のために、建設機械の要素技術開発として、自動制御・ICT・遠隔操作・自動運転の技術開発を行っています。開発した要素技術を製品実装するために活動も行います。
【当業務の面白み・魅力】
事業部門と連携して開発を進めるため、企画から商品化まで一貫して開発を実施することができます。技術獲得として、各種セミナーや学会などの参加を通じ新たな技術的知見を深めることができます。また、開発した機能の評価を自ら行うことができ、制御やシステム開発などの関連した技術の知見を深めることができます。さらに、実際の建設現場での評価にも参加できるため、自らが開発した機能を実際に使用してもらい、フィードバックを得ることで、研究開発のやりがいを得ることができます。任される業務の幅も多岐に渡るため、自らの視野を広げることが可能です。