三菱電機株式会社
●採用背景
鎌倉製作所は1962年、最先端のエレクトロニクス開発・生産の拠点として操業を開始しました。それから現在まで40年以上、気象観測・通信・測位衛星・宇宙機の開発や運用成功など、国内外を問わず様々な分野の人工衛星や、その搭載機器の開発・製造を手がけています。
宇宙利用機会の拡大とともに、人工衛星等の宇宙機開発における品質・信頼性とコストのバランス最適化が求められています。本件をマネージメントできるエンジニアの活躍の場が急増しており、当該スキル保有者を募ります。
●組織のミッション
電シ本：宇宙・防衛システムおよび機器の開発
宇宙機器システム部：人工衛星等宇宙機へ搭載を目的とした機器に関わるビジネス
部品・信頼性技術課：宇宙機へ適用する電子機器および電子部品の信頼性に関わる技術業務を担当
●職務内容
人工衛星搭載用 電子機器・部品類の信頼性設計、ならびに評価作業。
≪具体的には≫
・放射線等の特殊な宇宙環境下を考慮した電子機器／部品類の信頼度解析
・前記解析結果に基づき、電気／機械設計への改善指示等のフィードバック
・解析に必要となる部品類の信頼性データ取得方法の検討、さらにデータ取得試験の立会い／レビュー等
（放射線耐性検証が主要な試験となる。）
●業務の魅力
業務遂行の中で人工衛星の仕組み・ミッション等の情報に触れることで、国のインフラ構築に携わっている感覚を得られる。また、本専門技術はニッチな分野であり、比較的短期間の努力で業界内の一エキスパートになることも可能。
●事業/製品の強み
当社は国内人工衛星プロジェクトに最も多く関わってきており、その中で築いてきた信頼性技術も国内最高レベルにあると自負している。JAXAからも一目置かれており、信頼性に関わる活動時は必ず声がかかる関係にある。
●職場環境
関わるプロジェクトの状況によるが、平均残業時間は40h/月以内。
転勤機会はほぼゼロ。在宅環境は整備されているが、対面会議を重視している。
●入社後2年間のキャリアステップイメージ
当該技術分野を極めて、若手エンジニアの相談役となるエキスパート。
あるいは、若手エンジニアをまとめ、対外交渉もまとめられるリーダ／マネージャ。
●使用言語、環境、ツール、資格等
MATLABの使用経験あるのが望ましいが、使用する解析ツールは自社整備済みのものがほとんどであり、特にこだわらない。
鎌倉製作所は、1962年に関東における最先端のエレクトロニクス開発・生産の拠点として操業を開始しました。
そして1976年、日本初※1の電離層観測衛星の打ち上げに成功し、宇宙開発のリーディングメーカーとしての礎を築きます。
その後、現在まで40年以上、気象観測・通信・測位衛星・宇宙機の開発と運用成功など、
国内外を問わず様々な分野の人工衛星や、その搭載機器の開発・製造を手がけております。