パナソニック ホールディングス株式会社
●モビリティーソリューション部のミッション
モビリティの領域では、これまでの100年で起こってきた進化に匹敵する大きな変化が今後10年で起きるといわれています。ロボットや自動搬送車両などの自動化・無人化技術と統合遠隔管制技術を活用することで、これまでの業務プロセスを変え、「くらし」と「しごと」のウェルビーイングを実現します。その実現を通じて新たなRaaSソリューション事業の創出と、それを支える共通ソリューション技術を開発することがモビリティソリューション部のミッションです。
●モビリティーソリューション部の1課ミッション
モビリティ事業戦略室X-AreaPJと連携し、工場・空港など特定エリア内や公共・タウンのラストマイル領域における自動搬送x遠隔管制の技術を活用したRaaSソリューション事業の創出を行うことがモビリティソリューション部 1課のミッションです。
●募集背景
労働力不足・労働環境の改善ニーズが高まる中で、工場・空港など特定敷地内での自動搬送や公共・タウンにおけるラストマイル配送などに代表されるRaaS(Robotics as a Service)の流れが加速しようとしています。当社のAV・ICT・AI技術とロボティクス技術をコアに、短期的には工場や空港などの特定エリア、中長期的にはラストマイル搬送の自動化を起点とした業務プロセス改善ソリューションの創出を目指し、事業効率化と労働負荷軽減、いつでもどこでも気兼ねないくらしやすさの実現に貢献する、RaaS事業を新たに創出します。特に中長期のラストマイルの領域においては、ビジネスモデル仮説をもとに、お客様との対話やお客様環境でのフィールド実証を通じて客観的データに裏付けされた事業成立性の確度の高いソリューションを構築することが重要です。このため、事業と技術の双方の観点を備えた経験豊富なFAEリーダーが不可欠となっています。
●担当業務と役割
ラストマイルRaaS事業開発について、社内メンバーと共に、以下業務推進を行う
・フィールドでのラストマイルRaaS実証を通じたソリューション運用パッケージのアップデート
・お客様へのプロモーション、運用パッケージを活用した有償PoC実証の推進
・事業採算性を考慮した新規サービス仮説構築と仮説に基づくフィールド検証
●具体的な仕事内容
・FSSTでの4台の自動搬送ロボットを用いたラストマイル配送実証を通じたソリューションパッケージ化
・国内デベロッパ・自治体などRaaSを検討されているお客様へのデモ、対話を通じた要件抽出
・有償PoC実施に向けた企画・導入・運用の推進(過去事例:ロボット移動販売、ネットスーパーロボット配送など)
・搬送に加え販売・広告・警備などサービス多重化による事業採算性の仮説構築、PoCの企画
・RaaS事業におけるサポートサービスなどサービス事業
●この仕事を通じて得られること
・労働力不足・労働環境改善という社会課題を解決する新規ソリューション事業の立ち上げを行える
・自動搬送車や搬送ロボット、遠隔監視・操作などの先端技術を活用したRaaSビジネスという新しい事業を開発を行える
・国内で唯一公道をロボット単独で4台同時運用している、X-Areaロボット配送サービスに関連した事業開発に携われる
・グローバルにパートナーや顧客とかかわる事業開発ができる
●職場の雰囲気
・モビリティソリューション部は29名、1課は11名(兼務含む)の少人数だが、部内、モビリティ事業戦略室と連携しタスクフォースで業務推進
・ロボティクス・低遅延映像伝送・AI・データ分析などのコア技術を活用したソリューション創出の活動に軸足を置くメンバー構成
・テクノロジー本部デジタルAI技術センター内でAIなど最先端の様々な技術交流あり
・リアルフィールドでの業務に重きをおくものの、テレワークも活用したハイブリッドでの効率の良い業務を推進
●キャリアパス
・初期配属の部署の仕事にとどまらず、様々な職務を経験いただいて、本人の意思と努力次第で総合的なスキルを身につけられるキャリアパスを用意しています。