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製造業の品質情報を共有、管理するためのFMEAナレッジマネジメントシステム STATUREの技術担当者
顧客の製品や工程にどのような品質上のリスクがあり、そのリスクを低減するにはどうしたらよいかを体系的に整理しながら、品質マネジメントの課題解決を図るコンサルティングエンジニアです。
製造業で求められる未然防止やIATF16949(自動車の品質マネジメントシステム)、ISO26262(電気電子の機能安全)、HAZOP(化学プラントのリスク評価)などの規格・要求事項に対し、STATUREを使うことで、たとえば
・整理されたナレッジデータベースから、必要な情報をシステムが自動抽出し、最小限の時間で、最大限の活用効果が得られるように支援します。
・当部門の統計解析ソフトウェアと組み合わせて製造プロセスの上流から下流までの品質情報をマネジメントできるよう顧客を支援します。
【やりがい】
・設計や生産技術、製造現場の知識・経験と当部門の強みであるFMEAや統計の技術を駆使して、製造業の様々な顧客に対しコンサルティングを行うことができるため、技術的にも成長していけます。その一例として、現在当部門では大学の先生と一緒に書籍発行に向けて執筆活動中です。
・当部門だけでなく、社内外の技術、ソリューションを組み合わせて、ものづくりの設計開発や生産技術、品質管理といった幅広いプロセスに対して、様々な提案ができます。
・ソフトウェアを導入、活用することで顧客の業務を効率化するだけでなく、適切な技術継承を促し、急速な外部環境の変化に柔軟に対応できるよう支援することで、日本の製造業の課題を解決していきます。また、その先にどのような可能性が拡がるかを顧客と共有し、信頼関係を構築しながら、仕事を行うことができます。
【難しさ】
・新しいテーマ・マーケット創出への取組やチャレンジを重視するため、現状維持を望む方には向いていません。
・エンジニアではありますが、顧客とのコミュニケーションから課題を発見し、課題解決を図る必要があります。
・役割は一つではなく、マーケッターとしての要素、セミナー講師としてのプレゼン力、課題解決のための提案書が書ける能力など様々なビジネススキルが求められます。それを強化するための勉強会や外部セミナーへの参加を奨励しており、業務の傍ら勉強する力も求められます。
【主要取引先】
自動車業界、製薬・化学業界