ダイキン工業株式会社
■リチウムイオン二次電池に代表されるバッテリーには、数多くの含フッ素化合物が用いられています。
今後使用される材料の能力を高めていくためには、素材だけを扱うのではなく、素材を用いた電池評価まで行う必要があるので、電池評価結果から、素材の課題を抽出し、材料開発へのフィードバックを実行して頂きたいと考えています。
また、また具体的な取り組みとしてはPTFEを用いた電池用のドライバインダーの基盤技術開発や次世代電池に関する技術開発なども担って頂きたい。
■ポジション・立場:技術開発中核メンバー
■仕事のやりがい:
同社はフッ素化学において、グローバルカンパニーで、欧州、北米、中国、日本、アセアン各地域において、フッ素化学事業を展開しています。
素材から最終製品である電池評価を組み合わせることで、素材~製品の一気通貫技術開発が行え、素材の高機能化のみならず、川上から川中へと事業拡大にもつながります。
自ら、中心メンバーとして企画,技術開発した素材が、広くグローバルで活用され、事業を変えていくやりがいのやる業務となります。
■TIC(テクノロジー・イノベーションセンター)について
大阪府摂津市の淀川製作所内に、2015年11月にオープンしたTICは、6階建て延床面積は約4万8000平方メートルを持ち、約700人の技術者が勤務。最新の研究開発設備を備えた施設です。
技術者が働くオフィス棟と、各種実験設備を完備した実験棟が、建物の左右に分かれており、オフィスワークをしながら、実験の必要性を感じたら、すぐに実験棟に移動して作業できるユニークな環境が作られています。
また「協創」の場として、大学や研究機関、異業種の企業との連携しやすい環境を作り上げているのも特徴で、オープンスペースを活用し、議論などが活発にされている。
協創イノベーションでは、モノづくりに留まらず、コトづくりの実現を目指しており、同社が持つ空調機器分野やフッ素化学分野の強みを生かしながら、協創による新たな価値創造に取り組んでいます。
【空調システム世界トップレベルシェアメーカー】
空調事業の売上高は2010年からキヤリア社を抜き世界第1位、またフッ素化学製品でもデュポン社に次いで世界第2位、換気事業やフィルタ事業においても世界第1位のシェアを誇る。海外売上比率は約7割、全従業員の約8割が日本国外で働いているグローバル企業です。