ダイキン工業株式会社
■非フッ素ビジネスの展開に挑戦していくうえで、非フッ素樹脂(スーパーエンプラ樹脂やエンプラ樹脂等)の材料設計等の創出、非フッ素商品での用途開発の加速などに繋がる技術探索、技術獲得を進めるメンバーが少ない状況です。
今後、非フッ素材料を進めていく上で、まずは汎用樹脂へのフッ素樹脂・ゴムを複合化するための技術を強化が必要となります。
特に複合化の技術の要となる界面制御や分散制御といった基盤技術を構築メカニズム解明を実施して頂きたい。(※事業部では混錬プロセスなど商品化するための検討を実施する)
非フッ素材料に深い専門知見を持つ技術者の獲得、フッ素技術者の寄せ集めではない専任の開発体制を編成し、非フッ素の取り組みに注力する開発へと変え、事業拡大に繋がる技術を創出していきます。また顧客要求に対する更なる材料提案力の強化に繋げたいと考えています。
■仕事のやりがい:
同社はこれまでフッ素化学に特化してきたが、更なるビジネス展開としてフッ素以外の非フッ素分野での展開を考えています。
まずはフッ素と非フッ素材料による、フッ素のシナジーを生かした新商品開発、そしてゆくゆくは非フッ素材料のみでのビジネス展開へも考えています。
その中でも、異種材料を複合する技術や加工できる人材は当社の中では少ない状況です。今後の次の会社を支える技術を作ることになるのでやりがいはある業務です。また同社はグローバルカンパニーで、欧州、北米、中国、日本、アセアン各地域において、化学事業を展開しています。今後、広くグローバルで活用され、事業を変えていくやりがいのある業務となります。
【空調システム世界トップレベルシェアメーカー】
空調事業の売上高は2010年からキヤリア社を抜き世界第1位、またフッ素化学製品でもデュポン社に次いで世界第2位、換気事業やフィルタ事業においても世界第1位のシェアを誇る。海外売上比率は約7割、全従業員の約8割が日本国外で働いているグローバル企業です。