ダイキン工業株式会社
■「カーボンニュートラル」に向けた研究開発テーマとして、冷凍空調機器に搭載する次世代熱交換器の研究開発を担当していただきます。
具体的には環境規制強化に伴いますます重要な要素になってくる、空気熱交換器、水/冷媒熱交換器、冷媒/冷媒熱交換器の小型、高性能、省冷媒を実現する新たな熱交換器の探索、仕様の策定とともに課題を抽出し、解析技術から目論見を立て、試作機器を設計し、評価・検証、修正を通じて課題を解決し、実現を目指します。
熱交換器は、これまでフィン&チューブ熱交換器やプレート熱交換器など汎用品を採用してきていますが、現在の市況高騰や環境規制などを背景に、材料置換や独自の新形態熱交換器を提案、開発を行うチームの中心的な立場で開発業務を行い、将来的には同社の熱交換器開発を引っ張っていくリーダーに成長いただくことを期待しています。
■使用ツール:3D-CAD、Solid Edge、伝熱計算ソフト、流れ解析ソフト等。(例:CFD)
■ポジション・立場:熱交換器の先行技術開発チームの中でテーマ推進者(チームリーダー候補)
■仕事のやりがい:
・同社は環境負荷を低減しながら、世界中に健康で快適な空気環境を提供することを重点テーマとしています。空調機器で養った省エネ技術を生かしつつ、さらなる環境負荷低減を軸に市場をリードする存在であり続けること、そしてこの事業環境の変化をチャンスと捉え事業領域を拡大することを事業戦略の大きな柱としております。
・その中で、熱交換器は重要要素技術と位置付けており、これまでの延長線上ではなく、新たな技術にリソースを投資し、チャレンジできる環境が整っています。さらに激しい環境変化に対応し開発スピードを上げるために、社内外の協創を積極的に行っており、広い視野を持って世の中の最先端技術を使って、新たな技術開発にチャレンジできます。
・TICは多様な人材による協創イノベーションで「新たな環境価値創造」を実現することを基本方針とし、グローバルを支える世界No.1の技術者集団となり、オンリーワンの新価値創造を実現します。
【東証一部上場空調システム世界トップレベル・シェアメーカー】
空調事業の売上高は2010年からキヤリア社を抜き世界第1位、またフッ素化学製品でもデュポン社に次いで世界第2位、換気事業やフィルタ事業においても世界第1位のシェアを誇る。海外売上比率は約7割、全従業員の約8割が日本国外で働いているグローバル企業です。