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<業務内容>
開発部門の体制強化に向け、有機電子材料の設計、合成、特性評価の専門知識を持つ材料開発エンジニアを募集します。
有機半導体レーザー用の新材料の開発を担っていただきます。
• 高性能化、安定性向上を目指した有機半導体レーザー新規材料の高度な設計、合成、特性評価。
• 有機半導体レーザー材料の開発・製造のための試験・評価システムの開発支援。
• KOALA Tech内のデバイスチーム、また外部の共同開発パートナーと緊密に連携し、最高のデバイス性能を実現する新しい有機半導体レーザー技術の設計・開発を行う。
<有機半導体レーザー技術が解決する課題>
■既存のレーザーより安価に、あらゆる波⻑でのセンシングを実現
有機半導体レーザーは、既存のレーザー半導体⽣産に必要なレアメタルや大掛かりな生産設備が不要なため、無機半導体レーザーに⽐べて将来的には安価に製造することができると⾔われています。また、既存の半導体レーザーでは実現が困難であった特定の波⻑のレーザー光を発振することができる特徴を持っています。
これらの特徴は、バイオセンシング・医療といった領域でのレーザー光の利用をより身近なものとします。加えて、有機半導体レーザーは有機半導体を製造するプロセスを⽤いるため、様々な有機半導体製品と組み合わせることや、フレキシブルな基板上に製造することが可能です。
このような特徴を持った有機半導体レーザーは、これまで使われてきた既存のレーザーを置き換えるだけでなく、より多くの利用形態やアプリケーションを提供することができます。
<事業展開のイメージ>
■市場規模数兆円のレーザーセンシングに進出
2025年には市場規模が1兆6千億円に達すると言われており、
今後益々市場が広がっていく⽣体認証デバイス、バイオセンシングデバイス、網膜投射型ディスプレイ、マイクロディスプレイ、医療用光源など、より生体を意識したアプリケーションへの展開が期待されています。
スマートフォンメーカーや電機メーカーへのエンジニアリングサンプル販売、実装モジュール販売、ライセンスの取得による収益化を促進し、2023年には本格的な市場投入を目指しています。
~世界で初めて実現された有機半導体レーザー技術で、センシングやディスプレイに革命を起こす~
世界で初めて実現された⾰新的レーザー技術の事業化を⽬指すプロジェクトです。有機半導体の世界的研究拠点、九州⼤学最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)で開発された「有機半導体レーザー技術」の実⽤化を目的に2019年3⽉に株式会社KOALA Techが設⽴されました。