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経理・財務関連職
アナライズ

経理・財務関連職の求人動向・ニーズ

現在、経理・財務関連職の有効求人倍率は非常に高く、完全な売り手市場になっている印象を受けます。有効求人倍率は、求職者の経験値が高くなるほど強まる傾向にあり、スタッフクラスよりもマネージャー候補以上といった具合に、いかに企業が優秀な経理・財務関連職の人材を求めているのかがわかります。

経理・財務関連職のトピックス

求人数は多いが、年齢を重ねるごとに求められる
スキルレベルが高まる
経理・財務関連職の求人は、他の職種と比較すると景気の影響を受けづらい特徴があり、前述したように求人倍率も目を見張るものがあります。ただし、「採用基準のスキル」という観点から見ると、その基準はスタッフレベルとマネージャーレベルでは大きく異なってきます。両者に共通して求められるスキルは、簿記資格か実務経験。スタッフレベルであれば、そのスキルだけで十分基準に達すると言えますが、マネージャー候補以上では、マネジメント能力や経験が求められることも少なくありません。
近年は40代を迎えてから転職する方も増えてきていますが、45歳以上になると「部長職程度の経験値やマネジメント能力」が求められると考えておくとよいでしょう。
マネージャークラスが、「ポジション問題」で
転職を考える傾向が強まっている
30〜40代に多いマネージャーおよびその候補のクラスでは、企業内で上のポジションが空いていないことや、より経営層に近いポジションで働きたい理由から、転職を志望する方が増えています。このようなマネジメント経験を持つ転職希望者は、軒並み優秀な方が多く、転職市場において引く手あまたという状況です。
就業先への関心は「仕事内容」よりも「会社そのもの」へ
向けられている
経理・財務関連職は、営業職などとは異なり、その仕事内容に企業による違いがあまり生じない特徴があります。そのため、転職希望者が、就業先を選定する際には、仕事内容よりも会社の経営状況や職場環境などの「会社の内容」に向かう傾向が見られます。

コンサルタントに聞く、経理・財務関連職の攻略法

  • Point1 キャリアに応じた自分の立ち位置とウリを知ろう
  • Point2 自分の落としどころを見つけよう
  • Point3 経理・財務だからこそコミュニケーション能力を
    アピールしよう
よい求人は、どのように探すとよいのでしょうか?
まずは、求人情報は、今、目にすることができるものがすべてではないことを覚えておきましょう。実は、表に出ていない求人も無数にあり、マネジメントクラスの求人情報の中には、経営陣だけが握っているものもあります。自分の理想に近い求人や職場を見つけるためには、転職エージェントに相談したり、自ら企業サイト等をチェックしたりという「探り出す努力」が必要。気になる企業の情報を、常にキャッチアップできるようにしておくことをおすすめします。
20代の転職では、どのようなことを意識しながら
転職活動をするべきですか?
転職活動を行うにあたって、まず考えていただきたいのが、ご自身が転職によって「どのようなキャリアを描いていきたいのか」ということです。よりよい働く環境を求めての転職であっても「どういうキャリアを描いていきたいか」というビジョンがなければ、なかなか転職活動は上手くいかないもの。好況の今だからこそ、在職中から将来のキャリア形成を思い描いて、有用な経験を積んでいってほしいと思います。
働きながらの転職活動のポイントはありますか?
在職中の転職活動は、どうしても時間が限られてしまって多くの企業への応募やフレキシブルな対応が難しく、転職先を見つけるのに時間がかかってしまうものだと思っている方は少なくありません。しかし、働きながらでも、すぐに理想の転職先を見つけられている方もたくさんいらっしゃいます。
彼らに共通して言えるのが、自分を客観視できている、自分のキャリアプランをしっかりと描けているなど、「自らの身の落としどころがわかっている方」であるということです。落としどころがわかっているからこそ、決断もスムーズに下せる。その判断力がないと、もっと条件のよい企業や、もっと自分に合った企業があるのではないかと迷い続けることになり、いたずらに時間とチャンスをムダにすることになってしまうのです。
経理という職種の特性上、仕事内容のアピールでは差をつけにくい気がします。どうアピールすれば良いのでしょうか?
【20代のスタッフレベルの場合】
具体的なスキルや経験よりも、「何がしたいのか」「どのように成長したいのか」を、きちんとアピールできることが大切です。たとえそれが、「海外で働きたい」「独立したい」といった極端なことであっても、若いうちなら許されます。ただし、そのために何をしているのかという点が補われていなければ、それらはただの無謀な発言です。英語力を磨いている、国際会計基準を学ぶことを考えているなど、取り組んでいることや考えていることを具体的には説明できれば、企業から評価されるはずです。

【30〜40代のマネージャー候補以上の場合】
スタッフレベルとは異なり、具体的な経験やスキルがアピール要素になります。例えば、仕事面ならば、プレイングマネージャーができるという点は大きなアピールになるでしょう。経理・財務関連職に限ったことではありませんが、マネジメントしながら、必要に応じて自ら手を動かすことができるスキルは、どの企業も欲しくなる優秀な人材であるということは言うまでもありません。
売り手市場であれば、ピンポイントで応募しても
大丈夫ですか?
好況だからといって、応募した企業のすべてで採用が決まることはありません。転職市場においては、「10社に応募したとして、書類が通過するのは3〜4社、そして決まるのは1社」とも言われています。この割合は好況であっても変わらないものです。
そのため、私は転職希望者に「できるだけ多くの企業に応募してほしい」と伝えるようにしています。ただし、応募するのであれば、「すべて本気で臨むのがマナー」ということも伝えています。軽い気持ちで応募していては、採用されるものも採用されなくなってしまうのです。
経理・財務系以外に重要視されるスキルはありますか?
コミュニケーション能力です。経理・財務関連職に従事している方には、数字に強くて、真面目で堅いというイメージがあります。しかし、そんなパーソナリティがこの仕事に適したものかと言えば、実はそうではないのです。経理・財務関連職ほど、他部署とやりとりの多い仕事はありません。だからこそ真面目で堅いだけではダメで、職務を遂行する上では水準以上のコミュニケーション能力が必要とされるのです。ただ明るいだけでは意味はありませんが、実務においてコミュニケーション能力があることをアピールすることは、面接などでは高ポイントにつながります。

最後に

現在の転職市場は、一種のバブルといってもいいほど「売り手市場」になっています。だからこそ、自分をしっかりと見つめ、将来のキャリア形成を考えた上で、地に足の着いた転職活動が求められます。そのためにも私たちコンサルタントを積極的に活用していただきたいと思います。

コンサルタント 伊藤達哉

大手建材メーカー、広告系専門商社を経て2002年に入社。現在はコンサルタントとして大手商社からベンチャー企業、外資企業までの管理系職種やファイナンス部門を担当。転職市場が活況になっている今こそ求職者のキャリア形成の力になれると考えております。管理会計へのステップアップ、グローバル企業のコントローラーポジションへのチェレンジ、IPOのタイミングでの経理部門への参画など様々なフェーズの求人をご紹介します。
※2018.01.04の記事

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