外資系企業での上司とのコミュニケーションの取り方|日系企業との違いを解説

自分の上司の顔、知っていますか?

日本企業では、コミュニケーションの方法として、面と向かって話をするのが当然という文化が根付いていますが、外資系企業ではこの常識が通用しない場合もままあります。外資系では、直接的な上司とのやりとりはメールやTV会議だけということもよくあります。こういった企業文化の場合、どのようにコミュニケーションを取り、仕事を進めていけばいいのでしょうか?

目次

あの人、私の上司かも!?

会社の風景

外資系企業に就職した方が感じるカルチャーショックの一つに、「直属の上司ですら、なかなか会う機会がない」というものがあります。グローバル企業では、支店それぞれに責任者がいない状況があるため、上司とのやりとりはメールや電話、そしてTV会議のみ、というケースもよくあります。

国内企業の場合、このような状況はほとんどありえません。上司、部下、同僚がお互い毎日のように顔を突き合わせて仕事をするのが一般的だからです。ただ、外資系ではそのような状況はむしろ稀で、実際に上司の顔をテレビ会議の向こう側でしか見たことがないということがあり得るのです。

日本は特にこのような状況にある外資系企業が多いと言えるでしょう。なぜなら、グローバル展開をしている企業において、日本という国は戦略上「アジアパシフィックエリア」に属しており、その結果、日本支社を管轄する責任者はASEAN各国の玄関口と言われるシンガポールに常駐しているケースが多いためです。

大切なのは「ビジネスコミュニケーションスキル」と「気配り」

会社の風景

ここで皆さんは、「上司からの査定や評価はどのようにして決定するのか」ということを気にされるかもしれません。

このような状況下での査定のポイントは「ビジネスコミュニケーションスキルの高さ」と「社員の査定をアウトソーシングし、専門の会社に依頼しているケース」の二つがあります。

ビジネスコミュニケーションスキルの高さ

日本のコミュニケーション能力の高さというと、上司と飲みに行ったり、行事に参加したりという人間関係の構築のうまさを指すことが多いのですが、外資系でいうところのコミュニケーションスキルの高さとはつまり、シンプルで的を得た業務連絡やアイデアの伝達、クライアントの状況等を伝えられる能力の有無を指します。

上司にとっての部下は、あなた一人ではありません。たくさんの部下のオペレーションを実行している上司に向かって、明確でシンプルで、悩ませない意思疎通が出来るかどうかが査定に響いてきます。居酒屋で飲みながら楽しく談笑するかわりに、一見冷たいようなメールや電話での一挙手一投足が、あなたの印象の善し悪しを決定づける大きな要素の一つになるのです。

社員の査定をアウトソーシングし、専門の会社に依頼しているケース

突然電話がかかってきて「△△社の査定代行ですが、御社の担当営業である○○のサービスをどう感じましたか? 1~5で答えてください」そんな風に聞かれたりします。遠く離れた上司に見られていないと思って、クライアントに対して雑な対応をしていたりすると、代行会社を通じて直接上司に悪い評価が伝わり、査定が下がってしまうということもあるのです。

とはいえ、どこの国でどのような企業文化を持っていようとも、結局最後は人間同士。文化が異なる点を理解しつつ、真摯に相手のことを想い、丁寧なやり取りを続けていれば、物理的ににいくらオフィスが遠かろうと、上司と良好な人間関係を構築することは可能でしょう。


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